路上生活者の支援活動から始まり、ヨガを通じて障がいを抱える方たちの生活介護事業所、高齢者のデイサービスなどで長年、活動を続けてきました。

3年前、ヨガの受講生の方から紹介を受け、ある児童養護施設とのご縁をいただき、施設で生活する子どもたちの事情やその子たちが抱える複雑な想いに初めて触れました。「子どもの貧困」が取り上げられている日本の原状で、貧困とは何なのかを自分自身の経験や体験から考え続けています。 食料、衣服、衛生、住居において困窮に瀕する絶対的貧困は日本には少ないのかもしれません。

しかし核家族化、離婚率の上昇、非正規雇用の増加、人間関係の希薄さなど先進国ならではの社会が抱える問題は多くあります。複雑な社会に生きる子供に限らず、大人たちも様々な悩みを抱えて生きています。

 

東京都での「子ども食堂」の活動を知りました。 子どもも大人も一つの食卓を囲み、大勢で晩御飯を食べる。そこには血縁関係がなくても、賑やかで笑いの絶えない大家族の光景がありました。 食事をいただくことは他の命をいただき、自分に命を与えられることです。

食事の大切さ。

命の尊さ。

 

温かな手作りの食事を大勢の人たちと楽しくいただく幸せは空虚になってしまった心を満たしてくれることに繋がっていくのではないか。 子ども食堂で過ごす時間がみなさんにとって常の生活の中で元気に過ごしていける糧になってくれることを願っています。

最後にマザーテレサの言葉を引用させていただきたいと思います。 「貧困とは孤独であり、愛されていないという思いなのである」 子ども食堂が子どもにとっても、大人たちにとっても愛と笑顔に満たされる場となるように邁進していきます。